次世代ものづくり基盤技術研究会・名古屋国際見本市委員会 Nagoya International Trade Fair Commission 名古屋国際見本市委員会

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研究会開催実績

第3回次世代ものづくり基盤技術研究会 技術講演会

●日時:2010年3月9日(火)13:00〜17:00
●会場:ナディアパーク デザインセンタービル6階 プレゼンテーションルーム

<講演会プログラム>

第1部 「第4の波を演出する最新レーザ技術」
・講師
光産業創成大学院大学 特任教授 (株)最新レーザ技術研究センター 代表取締役 沓名 宗春氏
・概要
従来型のCO2レーザやYAGレーザに加えて、新しい半導体レーザ、ディスクレーザ、ファイバーレーザ、超短パルスレーザ、波長可変レーザの出現により、次世代の物づくりが大きく変わろうとしている。これからの開発事例をあげて紹介した。自動車産業はもとより、航空機産業、造船業、なども含めて応用例を紹介した。
第2部 「粒子積層による厚膜創製技術の最前線」
・講師
豊橋技術科学大学 生産システム工学系 福本 昌宏教授
・概要
数〜数十ミクロンの粒子を構成単位とし、数十ミクロン以上の厚膜創製を得意とする膜創製技術分野が存在する。溶融を基本とする溶射法では、単一粒子の偏平挙動解析を基にプロセス制御化が実現されつつある。
他方、熱的変質を排除するために非溶融粒子の積層を基とするコールドスプレー法が脚光を浴びているが、未だ開拓の途上にある。両法のリンクによる厚膜創製技術新展開の可能性を、種々の事例を交えながら紹介した。
第3部 「薄膜接合界面の構造制御」
・講師
中部大学 総合工学研究所 多賀 康訓教授
・概要
バルク材に新たな機能を付与すべく多用される薄膜コーテイング材では異種材料同士が接合する場面が多発する。こうした接合界面には力学的、電気的、光学的、磁気的特性に加え実用に耐える適度な接合力が求められる。本講演では省エネ、環境応用が期待される遮熱機能膜および樹脂表面の硬化膜の接合界面制御事例を紹介した。
第4部 「Cd(カドミウム)とCr6+(6価クロム)を代替する航空機用Zn-Niめっき」 
・講師
(株)島津製作所 航空機器事業部技術部主任技師 斎藤 英文氏
・概要
航空機の分野では、Cdめっき+6価Cr含有クロメート層の表面処理が、現在でも多用されている。昨今の製品への有害物資の非含有要請を受けて、これを代替するめっきの開発に取組んだ。その技術内容、各種評価とその結果に加え、航空機材料としての公共規格化に向けた活動についても紹介した。
第5部 「高出力フェムト秒ファイバーレーザとその微細加工応用」
・講師
アイシン精機(株) 新規事業企画室イムラレーザ技術グループ主任技師 笹木 隆一郎氏
・概要
アイシン精機の米国研究法人であるIMRA America, Inc.では,ファイバーレーザの可能性に着目し,特にフェムト秒レーザとしての実用化を目指した研究開発を1993年より進めてきている。産業用として使用できるフェムト秒ファイバーレーザ実現のキーを,安定したモードロック発振器の開発,高エネルギー・高出力化開発と位置づけ,必要となる技術を基礎研究から作り上げ,近年微細加工分野で産業用に使用可能なレーザ「FCPAμJewel D-1000」を実用化した。本稿では,その構成技術の概要とフェムト秒加工への応用事例について紹介した。

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